【前編】会話に繋がるセルフブランディング

イラストレーター DOT 様

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2023.09.21

ソファに座って笑顔でこちらを向いているイラストレーターDOT様

茅ヶ崎・湘南エリアを拠点にイラストレーターとしてご活躍されているDOTさん。
2023年6月に東京ビックサイトで開催されたクリエイターEXPOへ出展に向けて、Tanemakiではブランディングをサポートさせていただきました。
今回はインタビューの前編として、DOTさんがこれまでご自身の働き方をどのように選択してきたか、そしてクリエイターとしてのキャリアを積み重ねてきた中でセルフブランディングが必要だと思われた経緯についてお話を伺いました。

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DOTさんのこれまでの働き方 ー フリーランス歴は16年!

ー まずは改めて、DOTさんのご経歴から伺っていきたと思っています。イラストレーターとしては既に長いキャリアをお持ちですよね。

そうですね・・・とはいえ最初の頃は、デザインの専門学校を卒業した後に、色々な職を転々としていたんですよ。
だけどやっぱり絵を描く道に行きたいなと思って、働きながら改めてイラストスクール通ったんです。専門学校とかではなく、むしろカルチャースクールに近いようなスクールだったのですが、本当にプロの人を育てる場所でしたね。卒業生にも何人もプロのイラストレーターの方がいらっしゃいました。そこに通ったことで、イラストレーターとして活動していきたいと本気で思うようになりましたね。
それで仕事をもらえるようになってからは、ずっとフリーランスで・・・独立して16年になりますね。

ー すごい・・・!それこそ今はフリーランスという働き方が広まってきた感じはありますが、DOTさんが独立した頃は、まだ珍しくてチャレンジングなものだったのではないですか?

そうですね、たしかに珍しかったですね。
でもイラストの仕事が一番楽しいと思ったんですよね。これ以上楽しい仕事は無いかもぐらいに思っていたので。

ー それはもう天職じゃないですか?

天職なのかわかんないんですけどね笑
なんやかんや、しがみついてるみたいな感じもありますし笑
だけど、これ以外の仕事はちょっと考えられないかなって。

“やりたい仕事”と“向いている仕事”を掛け合わせてきた

ー “しがみついている”と聞くと、変化を好まず同じ場所に留まっているイメージがありますが、DOTさんはイラストを活動の中心としつつもクリエイターとして変化を遂げてきた印象が私にはあります。たとえばここ数年はイラスト制作だけではなくアニメーション制作もされていますよね。
ご自身としては、活動の幅というかフィールドは意識的に変化させてきたのですか?

実はアニメーション制作を始めたきっかけは、本当にたまたまだったんですよね笑。知り合いから「ちょっとやってみないか」ぐらいの感じで動画の制作会社さんを紹介してもらったのが始まりです。
だけど一番最初に参加させてもらった動画ディレクションのお仕事で、制作会社の方がすごく褒めてくれたんですよ。「初めて作ったのにこれはすごいです!」って。それで、その後も続けて依頼してくださるようになって。
だから自分がやりたいかどうかというのとは別に、頼まれるんだったらそれに応えようという感じでずっと続けてきたら・・・アニメーション制作に関してはもう10年近く経ちましたね。

ー 長く続けてらっしゃるのですね。

自分のやりたいという気持ちとはまた別に、たぶん向いてるんだと思いますね。
もちろん大変なことも多いですが、「絶対に嫌!」みたいな感じもそこまで無かったからこそ続けてこれたんだと思います。
クリエイターDOTとしても、これまでやってきたイラストや動画などを組み合わせて今の活動スタイルになっているのかなと思いますね。

ー ご自分が好きなイラスト制作の延長線上にアニメーション制作があり、それが他の方の需要とマッチしたというのは、幸運な巡り合わせですよね。

本当ですよね。
でも最初のうちは、イラストレーターなのにディレクションのお仕事をすることが「どうなんだろう〜」とは思っていましたね笑。最近はだんだん開き直ってきたというか、いま自分の活動として力を入れているアニメーション制作にディレクションのお仕事はすごく役に立つので、それも自分の一部でいいのかなと、やっと思えるようになりました。

ー たしかにディレクションのお仕事は今のDOTさんの魅力につながっていますよね。DOTさんのアニメーション制作は、お客様の課題をヒアリングして、ストーリー提案をして、イラストを作画して、アニメーションとして動かして納品するという、最初から最後まで全部ですものね。

そうですね。だからたまに他のイラストレーターさんでイラストをちょっと動かせるという人の作品も見るのですが、私から見るとただ自分の絵を動かしているだけにしか見えないこともあり、もったいないなと思うんですよね。ストーリーを作って、どういう見せ方がいいとか、シーンの繋ぎ方とか、そこまで分かって作っている人はまだそんなにいないだろうなという感覚はありますね。

一人では進められないセルフブランディング

ー ここからは、クリエイターEXPO出展に向けてブランディングをご依頼された経緯や、当時DOTさんが抱えていた課題感などを伺っていきたいと思います。
そもそもDOTさんとTanemakiの出会いは、私がコンサルの方と合同開催した「セルフキャッチコピーを作ろう」というワークショップにDOTさんがご参加いただいたのがきっかけでした。セルフキャッチコピーに興味を持たれた理由は何かあったのですか?

やはりイラストレーターの競合が多くなってきているというのもあって、とにかく自分のブランディングをしていきたいと思っていたタイミングだったんです。自分でもセルフブランディングの本を買って読んでいたのですが、その本の中にキャッチコピーもあったらいいよと書いてあって。それで興味があってワークショップへ参加したんです。

ー 既にクリエイターEXPOへの出展申込みも済ませていらっしゃったタイミングだったので、それに向けて動かなくちゃという意識もあったのでしょうか。

そうでしたね。

ー 私がいうのもあれですが、セルフブランディングって迷宮入りしやすくありませんか?本を読んで「へぇ〜!こうやってセルフブランディングするんだ!」と思っても、自分でやろうとすると出口が・・・

いや本当に、出口がずっと決まらない・・・苦笑

ー わかります苦笑 しかも先ほどのお話にもあったように、イラストレーターさんはフリーランスでお仕事をされる方が多いということで、競合もすごく多そうですね。

今はSNSで気軽に作品を投稿できたり発表する場がすごく増えているので、“イラストレーター”という肩書きを名乗れる人が更に増えたように思います。

ー ちなみにチガラボで開催したキャッチコピーワークショップはどんな印象でしたか?

すごく勉強になって面白かったです!それで自分でキャッチコピーを作れるようになるといいなと思っていたんですけど・・・とはいえ、やっぱり自分で自分のを作るというのは難しいなと思って。
というのも、自分で自分のキャッチコピーを作ろうとすると、すごくイイことを書こうとしたりとか、かっこよく書きたいみたいな気持ちばかりが前のめりになっちゃうんですよね。それで余計に迷子にもなる苦笑

ー 自分を客観的に俯瞰して見て、自分らしさを出しつつ他の人との差別化も図り・・・というのは難しいですよね。 

本当に難しい!

ー セルフブランディングはセルフでやるのではなくて、むしろ誰かと組んだ方が進めやすいのかなとは思います。

そうなんですよね。だからこそ、くんちゃんにお願いしたいと思うようになりました。

ー ありがとうございます。インタビューは後編へと続きます!

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